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1.円形脱毛症との関わりで教えられたこと |
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「脱毛症の治療」を始めて23年経ちましたが、この間、脱毛症は心の問題を抜きにして解決しない事、神経ブロック療法、東洋医学の針治療が有効であることなどがわかりました。 これに基づいて、皮膚科学、麻酔科学、精神医学、東洋医学を組み合わせ(統合して)、患者にとって最良の方法選択する事を目指し、「統合的医療」という意識を強く持って診療をしてきました。 また、一つの診療科だけで問題を解決していくのは不可能なくらい医学が細分化してしまいました。ですから「統合的医療」の考え方はこれからの医療の常識になると私は考えます。
さらに、これからの医療は「心の問題」を抜きにしては成り立ちません(本来は普遍的な基本なのですが、今まではあまり重視されていなかったように思われます)。 |
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2.波動療法との出会い |
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そして円形脱毛症のストレスを研究して行くうちに、不思議な波動測定器「MRA」に出会い、新しい医療の方向性を見いだしました。これまで注目を浴びなかった「波動療法」の効果が明らかになるにつれ、よりエネルギー(気)に対する認識が高まり、エネルギーも含めた「統合的医療」がさらに進展すると思います。 |
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3.自律神経免疫療法は医療のあり方を変える |
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4年前に安保、福田両先生と出会い、病気発症の理論が私の考えていた円形脱毛症の発症理論とピタリ一致することから、「自律神経免疫療法」を取り入れました。 自律神経免疫療法の基礎理論はとても優れたものです。全人類が本理論を理解し、正しい生き方に基づく健康な人生を送るように、普及活動をしていきたいと思います。 |
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4.多種多様な疾患 |
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その結果、永野医院で扱う疾患は専門の脱毛症、アトピー、イボなどの皮膚科にとどまらず、ガン、喘息、潰瘍性大腸炎、パーキンソン病、自律神経失調症、リュウマチなどの膠原病、うつ病など多種多様な疾患を診るようになりました。 |
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5.統合的医療 |
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これら多様で複雑な病気を診ていると、「統合的医療」が必要であることを日々思い知らされます。 『病気を診ずして 病人を診よ』学生時代から言われ続けた学祖の言葉がようやく実感できるようになりました。 |
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