私が中学生の時、右足の親指に小指の爪くらいの大きさのタコができました。 特に痛みも無く、走るのにも支障が無かったので、そのまま大学生まで放って置いたのです。22歳のころ、別の症状でとある大学病院に通っていたとき、「ついでに」という気持ちで皮膚科に行き、タコの治療をお願いしたのです。 そのときの治療は、窒素で患部を一気に焼き、親指のほとんどが血豆になり1.5倍くらいに腫れあがってしまうほどの荒治療でした。・・・しばらくまともに歩くことも出来なかったのを覚えています。 ようやく指の皮が元にもどってから1ヶ月程して、親指を中心に足の裏のあちこちに小さなポツポツがあらわれ、さらに1ヶ月位してまた親指にタコが出来てしまいました。それも以前よりずっと大きくて根の深いものでした。 どんどん酷くなっていく患部をみて慌てて日赤病院に通い始めたのですが、窒素による治療はなかなか進展せず、その後2年近くいろいろな病院をたらい回しにされ、漢方を使ったり、患部をふやかしたり、といった治療を受けたのですが一向に回復しませんでした。 |
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やがて慈恵大学病院の先生に永野医院の波動治療の話を聞き、「ダメで元々」という気持ちで永野先生の元を訪れたのです。今年の2月のことです。 治療開始の頃は波動治療の仕組みはよく解らなかったのですが、ワラにも縋る気持ちだったので、とにかく先生に言われた通り波動水と波動クリームを毎日使用しました。仕事や勉強で波動水を飲むペースが乱れがちだったのですが、2ヶ月程すると完全に慣れ、時間どうりに飲むようになりました。 最初の2〜3ヶ月は見た目での変化はあまり無かったのですが、血液検査の結果に変化が現れ白血球の数が格段に増えました。さらに一月経つと患部がだんだんと黒くなり、血管炎の細かい筋がでてきました。 開始から4ヶ月のころ、指の周りにあった小さなタコがいつの間にか消えていて、大きなタコのみになっていました。一番大きなタコも少しふくれ上がってきましたが、痛みなどは全くありませんでした。 |
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5ヶ月目になって、急速に患部が変化をはじめました。表面がさらに黒くなり、カサブタのようになってきて、まわりの正常な皮膚と独立し始めたような状態になりました。そして初夏の頃(七月)にはすっかり皮膚も柔らかくなり、もとの親指の感触に戻ったのです。 回復への確信が持つことができて、とても嬉しくなりました。治療開始から半年目の八月、患部の表面がはがれ、きれいな皮膚に戻ることができました。まだ若干に跡は残るものの、指の指紋が現れた事が何より嬉しかったです! |
2004.8.3 治療開始5ヶ月(黒くなり、カサブタ、まわりの正常な皮膚と独立、右端は治癒) |
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八月後半の現在、黒い部分もすっかり取れ、他人に見せても解らないほどキレイになりました。 当初、他の病院では「窒素を使って完治するまでに10年はかかる」と言われたのが、わずか半年でここまで良くなるとは、正直驚いています。この治療を受けてほんとうに正解だったと感謝しています! 今後もこの治療で可能性が広がると期待しています。 |
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院長からひと言
イボは波動水療法で治ることははっきりしてきましたが、問題は「治る人」と「治りにくい人」に分かれることです。これはその人の免疫力そのものに問題があるのだと思います。 現在、血液を見ながら検討中です。この方はリンパ球の数も多いので、イボに対する免疫が働かなかっただけと考えられます。免疫力そのものが悪い時は、波動療法で全体的に治さなければなりません。 |
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1月28日 |
3月29日 |
4月27日 |
白血球 |
5600 |
4400 |
5800 |
リンパ球% |
42.9 |
44.8 |
41.7 |
リンパ球数 |
2402.4 |
1971.2 |
2418.6 |
顆粒球% |
44.9 |
34 |
41.3 |
好酸球% |
3 |
11.9 |
7.9 |
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