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頭皮針治療
発表論文
症例
 病名:歩行障害、言語障害 2歳5ヶ月 男児
初診 H6.2.9

病歴(母親の記録参照)
H3.6.29 正常分娩 3650g
9ヶ月健診までお坐りができなかった。
歩行開始がやや遅い、おしゃべりができないなど以外は特に問題なく成長した。
H.5.11.25 永野医院初診

初診時所見
神経学的異常は認められない。しかし、しゃべることはできず、独り立ちもほとんど不能で、無理にたたせてもすぐにしゃがんでしまう。

頭皮針開始後の経過


考察
患児は主訴以外には表情、神経学的にも異常は認められず、患児の父親、祖父も歩行開始が遅かったとのことで、家系的な因子も考えなくてはならない。しかし、兄弟は全く異常なく成長しており、母親は、このまま歩けなかったらとの強い不安を持っていた。前医(大学病院)にても異常は認められず経過観察中であったことから、初診時において同様の意見を述べたが、母親の強い希望により、年末まで週2回の頭皮針を開始した。結果は記録に見られるように一ヶ月で歩行が可能となり、周囲への関心が高まり、自己主張もするようになって、母親は大変喜んでいる。今まで見られない反応、行動が現われるのは、すでに脳性麻痺などの患児で同様の効果が得られているが、その機序については今だ不明で、脳波、その他で研究して行きたいと思っている。
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