円形脱毛症の治療と自律神経病の永野医院 円形脱毛症の治療と自律神経病 
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発毛大作戦 Vol.1 … 1月25日スタート
私事ですが、今日は皆様にご報告があります。
昨年暮れの新宿小田急デパートエレベターでのことでした。
ご存知の方も多いと思いますが、ここのエレベーターはモニターが付いていて、内部のことがモニターに映ります。
その時に私の頭頂部が映っていてハッとしました。
カッパのお皿かと思うほどに頭頂部が薄くなっていました。
家に帰って色々考えてみました。
この2年くらい、自律神経病研究会のことで、福田先生が亡くなられたり、安保先生が急逝されたりで、とても忙しく、ストレスも多かったからだろうと思いました。もちろん年相応といえば、その通りだし…。
そこで一大決心です。
完全リカバリーを目指して一年間頑張ろう!!!
計画では、まず自分の波動測定で毛髪のコードを入れ、毛髪のエネルギーを改善する。
波動水だけでなく、ローションにも入れて、朝、夜に使う。
これはコラムにも書きますが、改善させたい臓器のエネルギーを良くすることはとても大切なことです。しかし、波動エネルギーだけでは物質的な改善はできません。
どの育毛剤でも同じですが、自分が監修したローションはあくまで物質的な改善です。物質的に有効なものと、エネルギーの改善を合わせると、とても効果があることはわかっています。
局所に有効成分とエネルギーを同時に入れるのは絶対に有効だと思います。
何かをやり始めても、よほどのことがないと長続きしないのが私のクセ(性格)です。
一年間、毎日ローションを続けるのは大変なことですが、実行するしかないので“ガンバルゾ”です。
自分の考えを自分で試して確認するのですから、楽しみもあり一石二鳥です。
これまでシャンプーは自家製のシャンプーを使っていましたから、これまで通り変更なしです。
もう一つ、ケイ素を飲むことにしました。
ケイ素は末梢循環を改善するのにとても有効なので、これで血液からの改善です。
毛髪は末梢循環が悪くなることで抜けやすくなりますから、体を温めることに注意して、クリニックでも家でも、飲むものは「褐変茶」というお茶を60度に保存しておき飲むことにしました。常温では少し冷たいと思います。赤ちゃんのミルクは40度と言いますが、これが正しい温度だと思います。
最後に時々しかやっていなかった磁気ベッドをできるだけ使うことにしました。
磁気ベッドは、血流改善、気をあげる、ドロドロ血をサラサラ血にするなどの総合的な効果がありますので良いと思います。
このような対策を一年間やってダメならギブアップしましょうと決めて1月から実行に移しました。
写真は1月25日スタート時の写真です。
発毛大作戦 Vol.2 … 7月11日
自分では本当に珍しく毎日(可能な限りです)シャンプーしてローションを使いました。
初めはあまり効果を感じなかったのですが(時々洗面所の三面鏡を使って見ていました)、7月のある日、奥さんが「なんか少し良くなったんじゃない」と言い出しました。「自分じゃわかんないけど、写真撮って」とすこし嬉しくなって、写真を撮ってもらいました。
後ろの写真ではちがいはわかりません。が、頭頂部の写真ではすこしモヤモヤしてきたかなという感じはします。奥さんは「周りに短い毛が出てきたみたいよ」
と半分激励のつもりで言ってくれたのだと思います。
この時が、始めてから半年ですから「ちょっと、いい感じ」という程度の感触でした。
半年後の経過はこれで終わりですが、話のついでにローションの逸話を紹介しましょう。
このローションは私がこれまで20年以上使っていた“毛髪念力”という永野医院特製の粘土のローションの成分を現在の私の波動測定の技術を総動員して見直して、指示したものです。
当時と今では技術的に比較できないほど上達しています。
自分の中では“毛髪念力”の後継商品という考えしかありませんでしたから、成分の確認が終われば、あとは会社さんの方にお任せです。
名称、容器や箱の形式に関して私は全く関心がなかったので「好きなように作っていいよ」と言っていました。
ところが商品が出来上がってみると”Vital Wave”と登録されていました。
”Vital Wave”とは、波動という意味です。
商品名が「波動」という意味であることに気づき、担当者に尋ねたところ、「先生の波動測定の技術が素晴らしいのでぜひこの名前を使いたかった」という、泣かせる話をしてくれました。
使用している成分も現在あるローションのなかでは最新、最高のものを使っていますので値段も高い方だとは思いますが、最低半年使ってみていただくと何かが変わると思っています。
7月11日の写真です。
発毛大作戦 Vol.3 … 9月22日
前回は7月に撮った写真でいくらか発毛しているようだと報告しました。
9月になると、鏡で見てもはっきりわかるようになってきました。
「やったぜ!!」こんな気分でした。
長続きしない私が、半年頑張ったら反応が出てきたのです。
体操の白井君の嬉しさとは比べものになりませんが、ささやかな成功体験です。
「やればできる。努力は人を裏切らない」松岡修造さんなら、きっとこう言ってくれると思います。
人には「頑張れ、根気よく続けて」と言っていますが、自分が当事者となると、続けるのは大変です。
でも一旦効果が見えると、俄然やる気が出るのも本当ですね。
患者さんにいつも、「毛髪を生やすには、お百姓さんになったつもりで大事に育てなさい」と言っています。
さらに「土地を耕し、肥料を撒いて、種を撒き、必要に応じて農薬を散布し、水を毎日欠かさず撒いて、今年はきっと良い作が得られますようにと神様にお願いしているはずです。都会の人では味わえないお百姓さんの気持ちがわかります」
と言っています。
「やるだけやって最後は神様にお任せする」こんな感じになっている人は、大抵治ってくるようです。
話は飛んでしまいましたが、9月の状況をお知らせします。
写真は9月22日のものです
1月と比べてかなりよくなっていると思いますが、懐疑的な人もいると思います。比較した写真を作りましたので、ご覧になって比較して下さい。
まだまだ頭頂部は目立ちますが、カッパのお皿は大分小さくなって、周りから短い毛が伸びてきたと思います。
12月まで頑張ればかなり回復すると思います。
一つ言い忘れましたが、Vital Waveというといかにも波動が入っているローションのようですが、波動は永野医院で私が入れないと入りません。
今は、波動測定をして波動水を飲んでいる方のローションに波動エネルギーを入れているということですから、誤解の無いようにお願いいたします。
ここまでくれば、何とか完全復活をしたいと頑張っています。
12月にご報告できるよう継続しますので、期待してください。
発毛大作戦 Vol.4 … 10月12日
9月10日の写真で明らかに変化が出たことに気を良くして頑張っております。
10月12日に1ヶ月後で撮影してみました。
9月と比べるとあまり変化はないようですが、お皿の周辺部分の毛が黒くなっています。黒い短い毛が増えてきたように思います。
左が9月で右が10月です。
これだけではほとんど変化がわからないです。
周りの部分が少し黒くなったかなという気はしますが、言い切れる状態ではないと思います。
11月になると変化ははっきりすると思いますが、せっかく写真を撮ったのですから何か結果を出したいですね。
ちょっと無理やりの感じはありますが、1月と10月の写真を比べていることにしました。
左が1月です、右が今回の10月です。
1月のカッパのお皿と10月のお皿を比べてみようと、つまらない好奇心を持って、測定してみました。
青が頭の幅(青線、毛から毛です)この長さを元の写真で測ると、1月は11.32cm、10月は12.21cmです。
カッパのお皿(黄色矢印)は1月が7.96cm、10月が6.56cmです
それぞれの割合を比較する1月70.3%、10月53.7%という結果です。
医者になって42年、いつも「データを出せ、データを出せ」と言われ続けた結果、データ化することが習性になっている自分が可愛いですね。
ということで、治療を始めてから9~10ヶ月でカッパのお皿が20%も小さくなったことが数値で証明できてニッコリしました。
発毛大作戦 Vol.5 … 11月2日
本日床屋さんに行きました。
意地悪な人から「初めと比べて良くなったといっても、毛が伸びたから良くなったようにみえただけだろう」と言われて、内心腹を立てたこともあります。
もちろん“身口意三業”で、反論などしませんでしたが、なんとも悔しいですね。
そこで、せっかくカットするのだから、カット前後の状態を比べてみようと考えました。
出がけにいつものように奥さんに写真を撮ってもらい、カットから帰ってからそのまま写真を撮りました。
今回、裾を刈り上げるようにしたので、仕上がりが随分違うと思います。
写真をご覧ください。
左がカット前で、右がカット後です。
前回のカット(8月24日)から2ヶ月以上経っていますので、2cm以上伸びているはずです。したがって伸びた分を切っただけ脱毛が目立つはずです。
後ろからの写真では2cmカットの影響がはっきりわかりますが、頭頂部ではそれほどでもありません。床屋さんのセットが上手なのでしょうね。
しかし襟足のところはとても黒く見えます。
これは下の方から黒い毛が伸びてきていることを示していると思います。
これでは、またまた口の悪い人から、「やっぱり毛が伸びていただけで良くなってないじゃないか」と言われそうなので、1月の最初の写真を載せておきます。
左が1月25日、右が今日(11月2日)です。
日々、お百姓さんの気持ちで、波動入りローションVital Waveを使っています。
「お百姓さんの気持ち」の意味は、わかる人にはわかると思います。
追加ですが面白いアングルの写真がありましたので、比較してみます。
左は9月10日ですから8月24日にカットしてから2週間ちょっとです。
今日11月2日は9月10日から2ヶ月弱(1ヶ月と3週)経っています。
右は今日のです。少し左から撮っていますが、頭の角度はほぼ一緒です。
これを見ると、カッパのお皿が小さくなっていると思います。
過剰評価と言われるかもしれませんが、私にはそう見えます。
「ヒイキ目という目で見ている」と皮肉られそうですが、気にしません。
もう一点、黒と白がマダラになって写っています。今まで裾を刈り上げたことはなかったので気がつきませんでしたが、黒い毛が増えたことは誰の目にも明らかなのではないでしょうか。
発毛大作戦 Vol.6 … 1月1日
皆さま、明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。

発毛大作戦も6回目になりました。
1月から始めたので、ほぼ1年です。
前回は11月3日の床屋さんにいった日に撮影しましたから、今回も12月29日ですから、ほぼ2ヶ月後の状態を写真に撮ったという事です。
今回は床屋さんにお願いして、カット前とカット後の写真を場所、明るさなど同じ条件で撮ってもらいました。
初めにカット前の状況です。サイズを合わせるように頭の大きさに切り取っています。
           カット前                      カット前(脱毛部を露出)
まずは頭頂部です。左は、カット前に椅子に座ったときのようすで髪を流しています。これは私が家を出る時にセットした状態です。ちなみに整髪剤は使っていません。
右は流した毛をよけて禿げた部分を出してもらった写真です。頭頂部に黒い毛が増えて、光の反射が少なくなっていますし、以前にも比べ河童のお皿があきらかに小さくなっています。 次の写真は後ろから脱毛の部分に直角に撮ったものです。
座って脱毛部に直角に撮っているので、これが頭頂部の脱毛が一番ハッキリ分かる撮り方のようです。
次にカット後の写真を見てみましょう。
左は12/29日(今回)で、右は前回11月2日です。同じ理容師さんにお願いしているのですから、やる事に差はないはずですが、別人のように見えます。
流石はプロで、髪を流して写真をとってくれたようです。
その点を差し引いても改善していると言えると思います
目に付くのは、髪が黒くなっていることです。明るさが少し違いますので原本の明るさを修正してみました。
左が原本の明るさ、真ん中は修正したもので、右は前回の写真です。明るさの調整で感じがずいぶん変わると思います。
それでもヤッパリこれだけの違いが出ている事はすごい事だと思います。
次に、真上からの写真を見てみます。
           カット後                      カット後(脱毛部露出)
左は髪を流しています、右は脱毛部分をハッキリわかるようにしたものです。
はじめの写真を比べるのも如何なものかと思いますが、カット前の状態との差を見られるのは意味があるかと思います。
          カット前 (真上から)               カット前(脱毛部露出)
これが最初に出したカット前の状態の写真です。前の方を上手に隠しているといえますね。
ま、これは参考程度に見てください。
何故かわかりませんが、カット前と後で明るさが違うようです。
写真のプロなら明度をあわせることは簡単でしょうが、素人ですからありのままということで行きましょう。
初めに問題になった直角に撮った写真に話をして戻しましょう。
       カット前(脱毛部に直角)            カット後(脱毛部に直角)
左が初めの写真で右がカット後の写真です。エプロンをしていますからはっきりわかります。カット後のほうが良くなっている様に見えるのはさすがに床屋さんのプロのワザなのでしょうか。感心してしまいます。
以上が本日の体験談です。今日はプロの床屋さんの腕に感心したと言うのが感想です。発毛大作戦の効果については完璧に良くなったというところまではいっていません。
まあ、ここまで来れば、効果ありと言う方がほとんどだと思いますが、念の為、最初の写真と比べて見ます。
順番に1月25日、7月10日、11月2日、12月29日です。
           1月25日                      7月10日
           11月2日                      12月29日
本年は完全復活を目指して発毛大作戦を継続致します。
では本年もよろしくお願いいたします。
蛇足ですが、壮年型の頭頂部のタイプの観察には、「真うしろ」、「頭頂部部」、「脱毛部に直角」の3方向の写真を撮ることをお薦めします。
発毛大作戦 Vol.26 徹底的に円形脱毛 … 3月1日
第26回、今回が最終回です。
前回お約束したように、私の発毛大作戦の結果を報告します。
の前にお一人紹介したいと思います。
30台後半の方で、円形脱毛で受診されたのですが、M型の壮年性脱毛がかなり進行していて全体に後退していました。
治療は1−2週の間隔で受診され、鍼治療、波動水、波動ローション、シャンプーの治療を続けています。
御了解を得ましたので、その方の変化をみてみたいと思います。
初診はH28年の10月で、おでこと頭頂部です。
頭頂部全体に薄くなっていますが、額の後退が著しいです。円形脱毛の治療のために受診されたのですが、壮年型の脱毛もかなり気になっているようでした。
受診して1年半が経ちましたが、その間の経過を写真で見ていきましょう。
初診時の左右の写真です。
斜めから見るとM字が随分進んでいますね。
1年2ヶ月経って今年の1月の状態です。
M字の頂点に注目です。下の2枚は接写したものです。
毛が出ていることは明らかです。
1ヶ月後の2月にも撮って見ました。
全く同じ角度で撮るのはなかなかなかなか難しいのですが、少し角度が変わった方が特徴がわかって良いかもしれません。
以下は今年の2月の写真です。まだM字は深いと思います。Mの一番下が指4横指ですから、両側の3角形が埋まることが理想です。
道半ばですが、波動治療、波動ローションとシャンプーで頑張っています。

もう少し検討して見ましょう
左が2月、右が初診時(1年4ヶ月前)の状態です。
これでは微妙に角度が違うので分かりにくいです。
以下に2月(左)と初診時(右)を並べますので参考にしてください。
以下は2月のM字の頂点の拡大写真です。
確実に発毛しています。もう少し頑張っていただきたいと思います。
次にお待ちかね、発毛大作戦の最終結果を公表します。
3月1日に床屋さんにいきました。
前回は年末だったので丁度2か月空いたことになりますが。
はじめは私がセットして床屋さんのイスに座ったところです。
ナチュラルな状態です。
カットが終わった状態で床屋さんに撮ってもらいました。
左側が今回(3月1日)右側が4か月前(11月2日)のカット後の再掲です。
真後ろの写真で毛が黒くなっているのがわかります。
特に生え際の黒い帯が広がっていることに注目してください。
下の方から黒くなっているということです(毛染めは全くしていません)
同じくらいに刈り上げるのですが、黒い部分が増えた事はだれでも認めると思います。
何故毛が黒くなってきたかは分かりませんが、結果は「そだね〜」だと思います。
毛髪のパワーが波動療法で上がったことが影響していると思いますが、証明する数値はありません。
そして全体に黒くなっているのが分かると同時に頭頂部に明らかな変化が現れています。頭頂部の河童のお皿が明らかに小さくなったという事です。同じ理容師さんが撮ってくれたものですから、まちがいないですね。
(理容師さんに、何かあったら証人になってねと約束しています)
7月くらいから頭皮に変化が出て来たと報告しましたが、確実に改善していると言えます。
一応確認の為に今回と11月2日を並べてみましょう。
左側が今回で右は11月です。左右反対ですが、これは後ろから理容師さんが撮ったのと、自宅で前屈みで撮った違いです。
どう見ても今回のほうが良くなっていると言えます。
完全に治ったとはいえませんが、順調に回復しているということは間違いないです。
それではどのくらい河童の屁お皿が小さくなったか確認します。
家にかえってきて、奧さんに「ハゲの部分を露出して写真を撮って」とお願いしました。奧さんは苦笑いしながら、撮ってくれたものが次の写真です。
完治ではありませんが、1年前にくらべて凄い変化だと思います。
1年前の写真をもう一度再掲します。
左側が今回の露出したものです。
ハッキリ言ってオリンピック並の感動です。
優勝は出来なかったけれど銅メダルを取ったようなもので、女子カーリングチームくらいの悦びです。あと4年精進すれば金メダルでしょうか?
もう一段の努力と進歩だと自分に言い聞かせています。

おわりに
今回でこのコラムは最後となりますが、精進した結果は永野医院サイトに載せていきますので、ご興味のあるかたは、フォローしてください。
1年間の掲載、しかも“脱毛症に限定して”と言うことで始まったコラムです。
続くかどうか自信はなかったのですが、言いたいこと、書きたい事を好き勝手に書かせていただき、ようやくゴールにたどり着きました、24時間マラソンを完走した気分です。
フォローして下さった皆さまに感謝致します。
また、しっかりと、読み安く編集していただきました担当の小和田さんに御礼を申し上げます。
それでは皆様、“髪の毛博士”になって困っている人にアドバイスして下さい。