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第38回自律神経病研究会で行った症例報告 |
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「気ながし療法」については11月20日発売予定の「歯は臓器の一つ、口から始まる全身病」日本自律神経病研究会編に詳説してありますので、そちらを購入してお読みください。 研究会で報告した症例を提示します。 |
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症例1 |
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解説: 「気ながし療法」は平成31年1月に治療法が完成し、3月の37回研究会で公表しました。円形脱毛は皮膚科の心身症と言われ、「ストレス→自律神経の不調→毛根に対する免疫反応」によって発症すると考えていますので、自律神経を整える「気ながし療法」は有効であると考えて、「毎日10分、気ながし療法」と自宅療法を続けたところ、効果が見られまた症例です。 |
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症例2 |
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解説: 気の滞った状態は病的でなくても“うつ”と言います。それが病的になった時、うつ病と診断されます。早期ならば「気ながし療法」で気を流すことによって改善することは、研究会で何度も発表されています。 上の検査はエステックという自律神経機能をその場で判定する器械で得られた結果ですが、副交感神経がやや弱いという結果で、白血球の分画でも同様の結果が出ています。「気ながし療法」の結果分画も正常に戻り、自律神経のバランスが改善したことがわかります。薬は眠剤だけになって毎日元気にしています。 |
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症例3 |
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解説: 初診から5ヶ月しか経過していないので発毛は見られないが、頭皮の状態改善している。 平成30年に脱毛が起こったことより、昨年強いストレスが続いていたと考えられ、その状態が続いていて1月に強い免疫反応が起こり、それに引き続き脱毛が起こったと考えられる。自宅で「気ながし療法」を真面目に続けたことで自律神経に効果が出たと言える。 |
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考察: 「気ながし療法」は福田稔先生のシラク療法を発展させたもので、磁気針を使って、患者様が自宅でできる療法である。3症例に見られたように自宅で毎日続けると白血球のバランスが変わることが明らかになり、本治療法の効果が数字の上で確認できた。本療法は治療者の助けを借りて「患者様が自分で病を克服する」というコンセプトで設計されており、自分の病気は自分で治すという意識の方、また自分の健康は自分で維持、増進するという方には最適の方法であると考えている。 |