円形脱毛症の治療と自律神経病の永野医院 円形脱毛症の治療と自律神経病 
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円形脱毛症の症例
脱毛の療法
治療データ
イボの症例
ウツの症例
アトピー性皮膚炎
潰瘍性大腸炎
頭皮針治療
症例 1
初診 : 
平成28年6月7日
主訴 : 完全全頭脱毛
経過 : 平成27年2月に脱毛が始まり、6月に完全脱毛となる。かぶれ治療を受けるも効果なく完全脱毛になってから1年後に当院を受診
初診時撮影
平成30年3月まで鍼治療を中心に治療を続けるが発毛見られず。
4月より針治療のみを中止し、自律神経機能を調整するために磁気針を用いた自律神経治療を開始したところ9月頃よりうぶ毛が見られるようになり、その後一気に発毛が始まり、平成31年1月には全体に発毛した。
平成31年1月12日撮影
磁気針を用いた自律神経治療についての説明
本法はペン状のグリップの先に直径5mmくらいの円柱状の永久磁石を装着した道具を用い、東洋医学の経絡を刺激して、気を流すことで自律神経を整える治療法である。
気の働きは自律神経の働きとほとんど一致しており、人体の調節作用を別の角度から見ていると言える(表:書籍 - 生き方を変えれば病気は治る(日本自律神経病研究会編)P23参照)。
したがって気の働きを正常化することは自律神経の働きを正常化することになる。
円形脱毛症は自律神経失調説があるほど自律神経との関わりが強い疾患であり、磁気針による経絡刺激治療の自律神経の不調を治す効果は、いわゆる針治療よりも効果が高いと言える。
1年9ヶ月の鍼治療で効果が認められなかった症例が、4月からの月1回の自律神経治療で著効を示したことは、強力に自律神経を正常化する自律神経治療が本症に有効であることを示している。
副作用
磁気針は磁石で刺激するだけなので大きな副作用はない治療法である。唯一注意点としては、皮膚の毛細血管が弱い人は皮下出血を起こし1週間程度で消える青あざができることがある。
費用
5,000円(税別)
一般の針治療に比べ高額ということはなく、治療法を指導しそれにしたがって自宅で毎日行うようにしている。これを忠実に守ることにより本症のような効果が得られると考えている。